NIKKEN HOUSING SYSTEM
Corporate Site

Client
Nikken Housing System Ltd.
Role
Planning, Copy, Writing, Project Management, ArtDirection, Design, Development
Date
Oct 2020

Overview

The embodiment of "fluidity and immutability".

『不易流行』を体現したものに

2020年で設立50周年を迎えた、株式会社 日建ハウジングシステムのコーポレートサイトをリニューアルしました。COVID-19によって「住まい」の在り方について改めて関心が高まる中、長い歴史と高い専門性をもつ設計会社として、いま何を変え、何を変えないのか。約8ヶ月に及んだ本プロジェクトでは、企業としてのDNAをしっかりと見つめ直し、新しい日建ハウジングシステムの姿を表現することを目指しました。

また、会社が大切にしている「『建物を作る』だけではなく、その先の『人の暮らしを豊かにする』」ことを表現するため、抽象的な建物が集まって 「Living」の言葉が現れるビジュアルを作成。有機的なオブジェクトや影を組み合わせることで空気感や温かみを取り入れ、ウェブサイト全体が1つの空間になるようにデザインしました。

Insight

Intro animation with a sense of space and humanity.

空間性や人感を感じるイントロアニメーションを

日建ハウジングシステムが作るのは、単なる「箱」などではなく、徹底的に人の暮らしと向き合った「住まい」です。コーポレートサイトのデザインにおいても、歴史をもつブランドとしての端正な佇まいの中に、空間性、人間味、暖かさといった印象をいかに表現するかが大きなテーマとなりました。特に、集合住宅を抽象化したような3Dオブジェクトで構成したイントロのアニメーションは、サイト全体のデザインを象徴する演出のひとつです。

Idea

"Spatiality" in every detail

細部にも「空間性」を

サイトの印象を形作っているのは、イントロのアニメーションだけではありません。テキストや画像のレイアウトは比較的ベーシックでありながらも、パララックスやシャドウの使い方によってて空間的な広がりや奥行きを加えています。ユーザーが触れるあらゆる箇所のインタラクションも、一貫した思想に基づいてデザインしました。

Impact

A Site More True to our Values. A More Familiar site.

より自分たちらしく。より親しまれるサイトに。

自社のヴィジョンやミッションを体現したデザイン、モーショングラフィックを取り入れたサイトを作ったことで、住まい手や環境を大切に想う自社の姿勢を、非言語で伝えることに貢献。また、コンテンツの見直しにより新たに設置したAbout(企業情報)やExpertise(自社専門部門の説明)は、日建ハウジングシステムの全体像を知る営業ツールとしても広く活用され、Project(実績紹介)を含む定期更新のコンテンツも中身から見直したことで、リピート率の17.1%増につながっている。

Project team

Kazuya Okada
CMO / Producer
Masaya Yamamoto
COO / Creative Director
Wataru Urakawa
Senior Planner
Masashi Fujiyoshi
Art Director / Designer
Nanako Kono
Junior Designer
Wongeun Heo
Senior Interactive Designer
Serika Ikurumi
Front-end Developer
Takaaki Sato
Developer
Umi Teranishi
Project Manager
Yukie Yamaya
Partner

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